私達夫婦は25歳の時に結婚式を挙げました。
場所は舞浜のシュラトングランデホテル。65人のゲストで金額は335万円程。
実はシュラトングランデは割とグレードの高いホテルなので335万で済ませるために色々な節約をしました。
今回はどんな節約をしたのかのお話です。
1、割引いっぱい効かせた!!
まず最初、そして一番大きかったのは割引です。
私たちがシュラトンのウエディングフェアに行った時たまたまウエディングサロンが一階から二階に移転したばかりで、記念の割引が有りました。3種類の割引の中から私たちは「プロ司会者プレゼント」を選びました。どの割引でも約10万円分お得になる物でした。
そして私達実はこのシュラトンが初めてのウエディングフェアだったので、他の会場を見ずに今すぐ契約してくれれば「平日の仏滅。しかも17時以降の披露宴」の人が受けられる格安プランにしてもらえました。
プラン内容(2016年当時の物)
30名様 ¥650000 (1名様追加¥20500)
・お料理・お飲み物・親族控室・ゲストブック・招待状・メニューカード・席札・デーブル装花・テーブルコーディネート・ブライダルエスコート・挙式当日の新郎・新婦のご宿泊・サービス料・消費税
割引内容
〇新郎新婦の衣装レンタル代50%オフ
〇披露宴会場費30%オフ
〇新郎新婦の美容着付け料金10%オフ
〇テーブル装花差額10%オフ
〇BGM機材・オペレーター料金¥18360オフ
〇新郎新婦の宿泊する部屋にスパークリングワインプレゼント
〇ご列席者の宿泊(3室まで)割引優遇
〇指定旅行会社にてハネムーンを3%オフ
〇エンゲージ・マリッジリングを提携会社より割引価格にてご紹介
このプランで(特にドレス)66万くらい安くなりました。
2、プラン内の物にして追加料金しないようにした!
招待状やテーブル装花は各お店でプラン内の物がいくつか用意されていて、その中から選んでなるべく追加料金にならないようにしました。
ブーケや髪の飾り花はプラン内というものは無く、選んだお花によって変わるのでなるべく季節の花を取り入れ、それでいて安い花を選びました。バラやユリといったお花は華やかですがその分高くなってしまいます。


私は白いカーネーションを主体にピンクのミニバラと葉っぱでシンプルにしました。
また、ドレスに合わせるアクセサリーも衣裳店で借りると高いので持参しました。
イヤリングはハンドメイド作家さんの物を、ネックレスはおばあちゃんに20歳のお祝いに貰った物を使用しました。

ホテルで用意してもらえる結婚証明書は6000円するので自分たちで東急ハンズで買った結婚誓約書を使わせて貰いました。500円でした(笑)
3、いっぱい手作りした!!
プラン内のテーブル装花ではテーブルが寂しくなってしまうので色々手作りして飾って貰いました。
テーブルの人に関連する写真立て、シーグラスで作ったキャンドルホルダー(中のキャンドルは100均一の偽物)100均一で買った貝殻やシーガラス。フラワーシャワー出来なかった花びら等です。
テーブルクロスも模様が入った派手な色にして会場全体を華やかになる様にしました。


ウェルカムスペースもウェルカムボードなど発注すると高いので手作りしました。


100均一のお店を回って使えそうなものを用意しました。
各テーブルに用意する新郎新婦のプロフィールもここに置いて見れるようにしました。
ウェディングベアの役割のぬいぐるみには指輪を付けられるようにしてウェディングピローとして使用しました。
これを従妹の小さい子達に持ってもらってリングガール&ボーイをしてもらったら好評でした。

ウェルカムスペース横にはフォトプロップスも用意して自由に使ってもらえるようにしました。

先ほどのプロフィールもですが、席次表も別途料金がかかってしまうので手作りしました。
コルクボードにゲストの写真を席の順番に貼り、写真の裏には席番も書いてわかりやすいようにしました。
上の写真はほとんど持っていかれた後ですね。


写真を見てわかる様に挙式日は雨(というより台風)でしたので急遽装飾したビニール傘にゲストに寄せ書きを書いて貰って、お色直しの再入場の時にさして登場する演出をしました。

披露宴ではキャンドルサービス等各テーブルを巡る演出が有りますが、私たちは手作りのクッキーを用意してクッキーを配りながら写真を撮るテーブルラウンドにしました。

挙式を挙げたとき飲食店で働いており、ネイルサロンでネイルしてもすぐにオフしないといけなく、もったいなかったので自分で100均一の物を使ってネイルしました。
4、とにかく削った!
・フラワーシャワーはやりたかったのでつけました(雨天で出来ませんでしたが)けれどレインボーシャワー(シャボン玉)は削りました。
・映像も写真だけにして動画は削りました。前撮りも撮りませんでした。
・ブライダルエステも受けないで自力で痩せました。ブライダルシェービングは最低限の二回だけ(一回は様子見)受けました。
・夫のお色直しを削りました。
・あて名書きをお願いしないで自分たちで書きました。
・ウェルカムムービーとエンディングムービーを手作りした。
・ウェディングケーキの装花を葉っぱとチュールだけにした。
5、でも奮発するところは奮発した!
以上のように削る・手作りで済ませるではお金をケチったのが見え見えです。
なのでゲストにかかるところは奮発しました。
・お料理の前菜とメインをグレードアップした。
・飲み放題プランにした。
・両親の衣装を新郎新婦持ちで用意した。
・引き出物をケチらなかった。
・遠くから来たゲスト(関東外)にはお車代を用意した。
・受付や挨拶をお願いした人にお礼を用意した。
・お世話になったプランナーさん達にお礼のお菓子を用意した。
最後に
以上が私たちが結婚式で節約して安く収めたところです。
でもこれは式場の協力有ってこそ出来る事でした。
場所によっては手作り品の持ち込みにお金がかかる場所も有りますし、そもそもお断りしている場所もあります。
でもシュラトンの方々は私が持ち込んでくるあれこれに嫌な顔せず対応してくれ、なおかつ奇麗に飾り付けしてくれました。
さらにシュラトンという会場そのものから高級感が出ているのでこれだけ手作り品まみれにしてもしょぼい見た目にならなかったのです。
ゲストからは「二人らしいアットホームな式で良かったよ。」とほめて貰いました。
なにより若くして挙げているので多少しょぼくてもご愛敬なのです。
結婚式はゲストが楽しんでくれて、それを見て私たちが嬉しくなる。
それが理想ではないでしょうか?
新郎新婦ばかり飾り立ててゲスト置いてけぼりな式だとゲストもうんざりしてしまいます。心からの祝福は出来ないでしょう。
つい自分たちの為の結婚式と考えてしまいますが、ゲストの為、それがしいては自分たちの為になるのです。
結婚式を挙げたい!でも安く収めたい!って人の参考になりますように!!