先日の「ARIA]に引き続き「天野こずえ」著者の「あまんちゅ」を紹介致します。
あまんちゅの基礎知識 
漫画の舞台は現代の伊豆。
ダイビングのインストラクターになることを夢見る女子高校生「小日向 光(こひなた ひかり)」が主人公。
同じクラスメイトである「大木 双葉(おおき ふたば)」と高校のダイビング部に入り色んな海を潜る日々。初心者の「双葉」と過ごすことでインストラクターとしての「ダイビングを楽しんでもらう事」を培っていく。
「ARIA]の主人公と同じく「ひかり」もまた少し不思議ちゃんが入った天真爛漫な性格。どんな時も前向きで日々の中の「楽しい」を見つけるのが得意。
「天野こずえ」先生の作品の主人公がいつも不思議ちゃんキャラなのは「天野先生」自身も少し不思議ちゃんな所が有るからなのでは?とか思ったり。
天野先生の育児エッセイ漫画「ままんちゅ」も発売されていますのでそちらもオススメです。
伊豆の海と季節の移り変わりが繊細に描かれた漫画です。
コミックスの魅力
「ARIA]でもそうでしたが天野先生のコミックスの魅力は「画風」と「キャラクター」です。
天野先生の漫画では特に女性キャラが魅力的です。
むしろ男性キャラの影の薄さと言ったら・・・「ARIA]よりは「あまんちゅ」の方が男性キャラも出てくるけれど恋愛要素が全体の20%位しかないというちょっと珍しい漫画です。
女の子達がきゃっきゃっしてるのが好きな人向きですね。
「ARIA]の西洋ファンタジーの趣とは正反対?の現代が今回の舞台ですが、しっかり「天野こずえ」っぽさが出ています。
以前伊豆に旅行に行ったことが有るのですが、正直田舎っぽいなぁという印象でした。鎌倉のような観光感もあまり無いですし、珍しい自然現象による地形が売りなのかな・・・と。
でも「あまんちゅ」の伊豆はそうではありません。
伊豆の自然の良さ、海神の信仰。高低差のある通学路。電車から見える紫陽花。
あれ?伊豆ってこんな素敵な場所だっけ?と思わされます。
余談ですが漫画の中でたびたび出てくる「マリンパーク」の「クッキーシュー」を食べたくて寄ったのに行ったときにはお店が無くなっていました・・・
私は水族館は好きなのですが、実際の海は怖くてダイビングは到底できそうに無いのですが、この漫画を読んでいるだけで海の中を体験したような気になれます。
海の中を自在に泳ぎ回る「ひかり」達はまるで人魚のようです。
アニメの魅力
「あまんちゅ」は第2期までアニメ化しています。
でも正直アニメはあんまり印象に薄いです。
「ARIA」と比べたらですけどね。
「ARIA」よりはキャラの作画が原作に寄っていますし、アニメ中の色使いも淡くてナイスチョイスなんですけどね・・・
主題歌が「ARIA」ほどマッチしていないと言うか・・・
アニメよりは漫画(原作)の方がオススメですね。
声優も悪く無いし、作画も悪く無いし、音楽も悪くない・・・でも特段良くも無いと言った感じでしょうか。
私の印象ですが・・・
昔よりもアニメ全体の質が上がっているのでハードルも上がってるだけとは思いますけどね。
最後に
現代が舞台になっても「天野こずえ」っぽさである摩訶不思議な事も起こるし、優しい世界観も健在です。
コミックスでは主人公の「ひかり」も高校3年生になり、新しい年を迎えようとしています。
伊豆の海だけでなく、部活合宿では沖縄の海でもダイビングしていて、海好きの人にはたまらない漫画なのではないでしょうか。
私は「あまんちゅ」で海に潜った気になっています(笑)